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紀藤弁護士、高市氏の靖国参拝見送りに「国益のため私心を捨てるのも必要」「安倍さんはリアリストに徹した」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
弁護士の紀藤正樹氏
弁護士の紀藤正樹氏

弁護士の紀藤正樹氏が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の高市早苗総裁が今月17~19日に行われる靖国神社の秋季例大祭への参拝を見送りで調整しているとの報道を踏まえ、安倍晋三元首相が約8年間に渡った長期政権時に示した政治的姿勢を重ねた。

 紀藤氏は「安倍首相も同じだった/国益のためのこの判断は正しい」と8日付のX投稿を元にしたネットニュースの見出しを引用。「政治家はその時の国益のため私心を捨てるのも必要。安倍さんは2期長期政権ではリアリストに徹した。最初の短期政権でイデアリストでは政治はうまくいかないことを学ばれたと思う」と振り返った。

 安倍氏が2006年9月に戦後最年少となる当時52歳で首相に就任した「最初の短期政権」は翌年9月に1年で終わった。「美しい国」を掲げた同時期が「イデアリスト(理想主義者)」だったのに対し、12年12月から20年9月まで8年近く続いた第2次政権時の安倍氏は「リアリスト(現実主義者)」だったと紀藤氏は評した。

 紀藤氏は高市氏が今回の靖国参拝を見送ったとされる報道を受けた8日付のポストで「国のトップはリアリストでなければならないので、国益のためにこの決断は正しい。安倍首相も同じだった」と指摘。〝安倍路線の継承者〟とされる高市氏に対して安倍氏の姿勢を引き合いに出していた。

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