俳優のコリン・ファレルが、映画「ザ・バットマン2」での出演シーンが前作よりも少ないことを明かした。2022年公開の前作「ザ・バットマン」で悪役ペンギンとして出演し、まるで別人の太ったビジュアルが話題に。その後に放送されたスピンオフ作であるドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」(2024年配信)で大成功を収めたコリンだが、新作映画での出演シーンは前作の5場面よりもさらに少ないという。
コリンは「ザ・ハリウッド・リポーター」に「今回はさらに端役だよ。でも僕は構わない」と語った。「脚本は最初から最後まで読んだけど、あまりそれについては話せない」とストーリーについては秘密を守った上で「物語は一層重く、怖さも増し、リスクも高まっている。見るのが待ちきれないね」と期待している心境を明かした。
さらに「子供の頃に自分のジーパンにバットシグナル(バットマンを呼び出すためのサイン)を描いていたダブリン出身の少年」にとって「この役を得られたことは夢のようだった」とバットマンの大ファンだった思いも吐露。しかし、当初はマット・リーヴス監督の持つ、ペンギンというキャラクターに対するビジョンが理解できなかったそうで、監督の用意したペンギンのビジュアルを見て初めて、脚本に書かれた内容が明確になったと明かしている。