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「ハリポタ」美術監督が死去、83歳 パーキンソン病で14年闘病 「ガンジー」などで3度のアカデミー賞

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 スチュアート・クレイグさん
 スチュアート・クレイグさん

 映画版「ハリー・ポッター」シリーズで美術監督を務めたスチュアート・クレイグさんが10日、およそ14年間にわたるパーキンソン病との闘病生活の末、83歳で死去した。2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」から2011年の「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」まで全8作品に参加、ワーナー・ブラザースによる同作のテーマパークのデザインのほか、スピンオフである「ファンタスティック・ビースト」シリーズ3作品も手掛けた。

 その40年以上にわたるキャリアの中、アカデミー賞で「ガンジー」「危険な関係」「イングリッシュ・ペイシェント」で計3回美術賞を受賞、「ハリー・ポッター」シリーズでも4度の候補に挙がった。

 この訃報を受け、「ハリー・ポッター」シリーズの著者J・K・ローリング氏も追悼の言葉を投稿、「スチュアート・クレイグと一緒に仕事をできたことは、私の人生でもっと光栄な経験の一つでした。彼は真の想像力の持ち主で、ほかの人ではできないような魔法の世界をスクリーンに作り出してくれました」と綴っている。

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