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大谷廣松、中村虎之介が「二人藤娘」 映画「国宝」の吉沢亮、横浜流星に「ライバル意識しかない」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「市川團十郎 特別公演」会見に出席した大谷廣松(右)、中村虎之介
「市川團十郎 特別公演」会見に出席した大谷廣松(右)、中村虎之介

 京都・南座で10月10日に初日を迎える「市川團十郎 特別公演」に出演する歌舞伎俳優の大谷廣松(32)と中村虎之介(27)が10日、京都市内で取材会を行った。

 2人は大ヒット映画「国宝」でも描かれた舞踊の大曲「二人藤娘」を、夜の部で上演する。映画では吉沢亮と横浜流星が華麗な舞を見せ、話題を呼んだ。虎之介は「誰が最初に乗っかるのかな?と思っていたら、まさかの自分」と驚きの表情。廣松も「正直、(映画の)2人に顔では勝てない」と苦笑い。その一方で「でも自分たちには芸がある。初めて見る人を歌舞伎の沼にはまらせたい」と自信をのぞかせた。

 『国宝』に出演し、歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎(66)の甥でもある虎之介も「映画よりもひどいとなると、自分たちがやってきた20年、30年はどうなるんだ、と。培ってきたものを、プライドを持ってお見せしたい」と自負も。また生の舞台を見ることで、『国宝』を見たときの「感想の答え合わせをしてほしい」と訴えた。また吉沢と横浜が「1年半で、あそこまでどっぷり漬かるのはすごく大変なこと」と賞賛。「でも同じ演目をやるからには、ライバル意識しかない。どんとこいや!」と語った。

 特別公演の昼の部は、市川團十郎(47)が七役を務める通し狂言「三升先代萩」、夜の部は話題の「二人藤娘」、「車引」、そして團十郎が「暫」の鎌倉権五郎の化粧、衣装、カツラなど人物ができあがるまでの一部始終を公開する「荒事絵姿化粧鑑」。初心者や海外からの観光客にも楽しめる演目になっている。

 公演は26日まで。

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