愛知県豊明市がスマートフォンの使用時間を1日2時間までに制限する案を提出した。仕事や学校以外での端末使用時間を抑えるよう市民に促す条例を検討中で世界でも話題となっている。
草案によると制限は全市民に推奨されるものの、制限時間を超過したことでの罰則は科されないそうだ。
小浮正典市長によると、今回の提案は「睡眠障害を含む心身の健康問題を引き起こす端末の過度な使用」を防ぐ目的で検討されたそうで、小学生は午後9時以降、中学生以上は午後10時以降のスマートフォン使用を控えるよう助言する内容も含まれている
ちなみにこども家庭庁によると、日本の若者は平日に1日平均5時間強をオンラインで過ごしているという。
端末使用の制限に関してソーシャルメディアユーザーからは反発が挙がっており、小浮市長は「スマートフォンが日常生活で有用かつ不可欠であることを認識している」と強調してもいた。
条例案は来週審議され、可決された場合2025年10月に施行される予定だ。