ラップメタルバンド、リンプ・ビズキットのフロントマン、フレッド・ダーストがトルコ、インスタンブール公演中にドローンを撃墜した。17日にアタコイ・アリーナで、『テイク・ア・ルック・アラウンド』を演奏中、フレッドの上空を浮遊する無許可とされるデバイスを発見、そして自分の目の前に手招きし近づいてきた際に殴り倒し、ステージの下に落ちたドローンを「観客の中に投げ捨ててくれ」とセキュリティに指示していた。
『ミッション・インポッシブル2』のテーマ曲だった同曲中のハプニングに対しフレッドは、「トム・クルーズがショーのために飛んできたが、ステージに上がるにはお粗末すぎる」とジョークを飛ばし、同バンドは『ブレイク・スタッフ』を演奏、会場は大盛り上がりとなった。
コンサート会場でのドローンによるハプニングは昨年夏に、グリーン・デイの米デトロイト、コメリカ・パークでの公演でも発生、「安全上の問題で」パフォーマンスの一時中断を余儀なくされていた。無許可のドローンによるものとされており、同バンドはその後『ロングビュー』の演奏を再開し無事コンサートは終了、フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは「俺たちを止めることができるクソ野郎は存在しない。確実に」と不満を露わにしていた。