大阪府メインキャラクター「もずやん」の人気が高まっている。
大阪・関西万博で人気爆発中のミャクミャクの隣で見かけることで話題に上ることが多くなったもずやんは、もともと1997年なみはや国体のキャラクターとして誕生。その時の名前は「モッピー」だったが、その後セサミストリートのキャラクターと同名であることが判明し、「もずやん」に改名。その翌日に大阪府の「広報担当副知事」に任命された。
現在もミャクミャク人気にはかなわぬものの広報担当として発信を続けているもずやん。その頑張りについて、大阪府の広報担当者に話を聞いた。
――もずやんの特徴とは?
担当者:「広報担当副知事」という立派な肩書きがありますが、実は永遠の13歳でたこ焼きが大好きな男の子です。スポーツ全般得意でステージではいつも元気よく踊っています。
――改名やデザイン変更などを乗り換えてきたもずやんの、中でも苦労した、大変だったエピソードは?
担当者:2017年の酉年をきっかけに、「府民の認知度75%」「イベント出演400回」、「名刺の配布2万枚」などを実現させる『羽ばたけ!!もずやん』プロジェクトを企画しました。でも「府民の認知度」及び「ツイッター(現X)の閲覧数」が未達成で降格の危機でしたが、なんとか無事に広報担当副知事に再任されてホッとしました。
――ミャクミャクが大人気ですが、広報担当副知事のもずやんの頑張りに励まされます。
担当者:グリーティングなどではやはりミャクミャクにお客様が集まりますが、誰よりも前に出て軽快に自らお客様へアピールしに行く様子が健気で応援したくなると評判です。XなどSNSでもミャクミャクの話題が多いですが、広報担当副知事として、もずやんも毎日府政情報の発信に取り組んでいるんですよ!
――もずやんが今1番伝えたいことは?
担当者:「ミャクミャクの人気に負けず、大阪府を世界中のみんなに知ってもらうためにこれからも府政情報の発信を頑張るで! ちなみに、Xで大阪府の情報をお届けしてるから皆さんぜひフォローしてな♪」
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SNSでは「暑さでもずやんが焼き鳥になってしまわないか心配」「貢献しようとする姿に感銘を受けた」「もずやんが好きになった」などの反響が集まっている。誰よりも前に出る、大阪ならではの広報担当副知事、今後も応援したい。