隣人トラブルに巻き込まれた時、どのような対応を取るべきか。そんな隣人トラブルを神様の力で解決したという、作者のガトウさんの実話を元にした漫画『最悪な隣人』が注目を集めている。
それは、かつてガトウさんが都内のあるアパートに住んでいたときのこと。ある日の午前2時、大きな笑い声が隣から聞こえてきた。あまりにもはっきり聞こえることから、ガトウさんはこの時初めて、壁が薄いことを知るのだった。
その後も隣人は夜中に騒ぎ、ガトウさんはうるさくて眠れなくなった。またある日は歌を熱唱する声が聞こえ、たばこの匂いまで隣から漂ってくることに気付き、ガトウさんは我慢の限界を迎える。
そんなある日、ガトウさんは縁切り神社の存在を知ることに。早速神社に赴き、隣人とトラブルにならず平和に縁が切れるようにお願いした。するとその夜、ガトウさんはなぜか無性に引っ越したくなってきたのだ。
そこからすぐさま行動し、ガトウさんはさっさと引っ越しを完了させた。参拝した途端、ガラッと気持ちが変わったことから「縁切り神社、恐るべし!」と実感するガトウさんだった。同作について作者のガトウさんに話を聞いた。
ー同作を描くきっかけを教えてください。
隣人の騒音にずっと悩まされていたモヤモヤした気持ちを、誰かに聞いてもらいたくて描きました。ちょっと笑える話にしてるけど、当時は本当にしんどかったです。笑
ー縁切り神社は同じように悩む人にもおすすめしたいですか?
私は「隣人と縁を切りたい!」と思っていたけど、お参りした後「ここに執着しないで引っ越したいな」って自分の気持ちが変わったんです。同じように悩んでる方は、行ってみることで少し気持ちが軽くなるかも…!
ーガトウさんが気になったコメントがあれば教えてください。
「私も同じ目にあって縁切り神社に行きました」とか、「私の話かと思いました!」っていうコメントにびっくりするやら、嬉しいやら、妙な連帯感を感じました!
こんなふうに、読んでくれた方と気持ちが重なる瞬間って、漫画を描いてて一番うれしい時間かもしれません。
ー最後に読者に一言お願いいたします!
読んでくれて本当にありがとうございます!トラブルって、自分の中で抱え込みがちだけど、誰かの体験を見ることで「ちょっと笑って前に進める」こともあると思います。これからもゆるっと実話ベースで描いていくので、見守ってくれると嬉しいです!
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