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オジー・オズボーン死去、76歳 業界から追悼続々 コウモリ食いちぎる伝説も

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オジー・オズボーン
オジー・オズボーン

 ブラック・サバスのフロントマン、オジー・オズボーンさんが死去した。76歳だった。今月初め、英バーミンガムのヴィラ・パークでバンドとともに最後のパフォーマンスを披露してからわずか数週間後の、22日にこの世を去った。

 遺族は声明で次のように述べている。「言葉では言い表せないほどの悲しみの中、私たちの愛するオジー・オズボーンが今朝、逝去したことをお知らせしなければなりません」「彼は家族とともに、愛に包まれて旅立ちました」

 オジーは今年初め、長年にわたるパーキンソン病との闘病生活の末、もはや歩行が困難であることを明かしていた。しかし今月初めには、ブラック・サバスのメンバーであるギーザー・バトラー、トニー・アイオミ、ビル・ワードと再結成を果たし、地元バーミンガムで最後のギグ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を開催していた。

 1948年、英バーミンガムにジョン・マイケル・オズボーンとして生まれたオジーは、15歳で学校を離れ、職を転々とした後、17歳で窃盗罪により2カ月間服役。その後、ロックスターとして生きることを決意し、1970年にブラック・サバスのファーストアルバムをリリース。アメリカとイギリスで人気を博した。

 1978年にバンドを脱退したオジーは、4年後に最初の妻セルマ・メイフェアと離婚(間に2人の子どもをもうけた)。その後、2度目の妻シャロン・オズボーンと結婚し、妻の支えのもとソロアーティストとして成功を収め、3人の子どもを授かった。2001年には家族で出演したリアリティ番組『オズボーンズ』で新たなファン層を獲得した。

 またステージに投げ込まれたコウモリを本物だとは思わず食いちぎったこともあった。

 訃報を受け、ブラック・サバスのメンバーも追悼の言葉を寄せている。トニーはXへの投稿で「信じられない! 最愛の友オジーが、ヴィラ・パークでの公演からわずか数週間後に亡くなった」「言葉では言い表せない、胸が張り裂けるような知らせだ。彼のような人は二度と現れない。ギーザー、ビル、そして私自身、兄弟を失った」と故人を偲んだ。

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