日本人のプロ格闘ゲーマー「GO1」が、サウジアラビアで行われているゲーム複数タイトルの世界大会「Esports World Cup(通称EWC)」に出場し、格闘ゲーム「餓狼CotW」部門で優勝した。13日に自身のX(旧ツイッター)で伝えた。
GO1は「ESPORTS WORLD CUP 2025 餓狼部門優勝しました!!」と報告。「本当に夢みたいです...。練習付き合って下さった日本勢の皆様、早朝まで応援して頂けた皆様、支えてくれた家族、本当にありがとうございました!俺...やったよ...」と喜びを伝えた。ポストには、優勝者に贈られる記念シャーレを感慨深そうに掲げるGO1の写真も添えた。EWCの公式Xでも、壮大なステージ上で多くの光線が降り注ぐ中、GO1がシャーレを掲げる様子も投稿されていた。
EWCは2024年から始まったゲームの祭典。サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相によって開催が発表され、文字通り「国をかけた」世界大会となっている。出場には、EWCの参加権を得るための別大会で優勝する必要などがある。今年の開催タイトルはチェスやFPS(一人称視点シューティングゲーム)など全25種目で、イベント全体の賞金総額は「7000万ドル(約100億円)」超というとてつもない金額が設定されている。
「餓狼」部門の優勝賞金は30万ドルで、GO1は一大会で日本円で「約4419万円」を獲得したことになる。2位は15万5000ドル(約2283万円)、3位は10万ドル(約1473万円)。最下位(全参加者16人中、13位タイ)でも、2万ドル(約294万円)を手にすることができる。