歌手ジャスティン・ビーバーが、11日に7枚目となるスタジオアルバム「SWAG」をサプライズでリリースした。2021年の「ジャスティス」以来、約4年ぶりの新作となる同作では、ジャンルの転換も見られるという。
ある情報筋は「ピープル」誌に「よりダークで、より脆く、粗削りです。しかし、決して憂鬱な曲ではありません」とコメント。「ジャンルの転換があり、より深い音楽になっています」とも述べている。
ジャスティンは妻ヘイリー・ビーバーとの間に10カ月の息子ジャック・ブルース君をもうけており、父親としての経験が本作の“核”を形作っているとされている。
リリース直前の9日には、アイスランドで「SWAG」の文字とジャスティンの姿が映った看板が登場し、ニューアルバムのタイトルを示唆するものとして話題に。ロサンゼルスやニューヨークにも同様の看板が掲出され、ジャスティン自身もSNSでトラックリストと思われる写真や動画を複数投稿していた。
ジャスティンはここ数カ月、「傷ついている」といった内容の投稿を繰り返しており、ファンの間ではメンタルヘルスへの懸念が広がっていた。今回のアルバムは、そうした心情や父親としての変化を反映した、より内省的でパーソナルな作品となっている。
