気象庁の7月1日の発表によれば、今年6月の日本の月平均気温は、統計を開始した1898年以降の6月として最も高くなった。パナソニック株式会社はこのほど、今夏の睡眠満足度に関するアンケート調査を実施、結果を公開した。
今夏の睡眠満足度について調査したところ「まったく満足していない」が16%、「あまり満足していない」が47%と、合わせて63%が満足していないことがわかった。夏の睡眠を妨げる要因について聞いてみると「暑さ」78%、「湿気」56%、「ストレス」31%が上位の回答となった。
続いて、夏のエアコンの使用方法について尋ねたところ、「朝まで使用している」は43%にとどまり、「オフタイマーを設定して就寝時から一定の時間使用している」31%、「オンタイマーを設定して起床前から一定の時間使用している」4%、「つけたり消したりしている」6%、「使用していない」16%という結果に。
一晩中エアコンを使用しない理由としては「冷えすぎるから」58%、「電気代がかかるから」51%、「体に悪いと思うから」28%が上位の回答になった。
そして、今夏の平均睡眠時間について尋ねたところ、「6時間未満」と回答した人は50%にものぼった。こうした状況の中、「夏の睡眠不足が自身のパフォーマンスに影響していますか?」という質問では、88%が「睡眠不足が日中のパフォーマンスに影響を及ぼしている」と回答。夏の暑さで睡眠時間が妨げられ、パフォーマンスに影響が出ていると感じている人が、かなり多いことがわかった。