スコップによる手掘りとは思えないほど整然と掘られた溝がSNS上で大きな注目を集めている。
「怖いか?私のスコップで穴を掘る才能が」
とその模様を紹介したのは雪国の外構屋Kさん(@Yukiguni_K_)。
地面に定規で線を引いたかのように直線的に掘られたこの溝。手作業でこんな整然とした施工ができるとは驚きだ。しかも溝の脇にはこの施工で発掘されたと思われる古めかしい飲料の瓶が。気になる情報山盛りの今回の投稿についてKさんにお話を聞いた。
ーーこの技術を身に付けられた経緯は?
K:普段の仕事をやっているうちに身に付きました。水糸というガイドの役割になる糸を張ってそれに沿って掘り、糸からの深さが一定になる様に測りながら掘っています。草が生えていたお陰で掘った所が崩れずに、縦に真っ直ぐ掘る事ができました。
ーー今回施行された場所や目的についてお聞かせください。
K:新潟県内です。施工の目的は境界ブロック塀の基礎部分を作る為です。本来なら重機で掘るのですが、今回の現場は小型の重機でも入っていけない場所だったので人力で掘るしかありませんでした。
ーーお宝が発掘されたようですが…。
K:瓶を一周する様に「線」の字が6個あり、その上には読めない文字が書かれていました。調べたところ戦前に製造されていた金線サイダーの瓶のようです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「切土のラインはもちろんやけど、掘り底の美しさよ!✨」
「えっぐい!!土質もあるんでしょうが、綺麗に掘る意識を持ち合わせてることがなにより素敵✨」
「遺跡の発掘の溝堀りみたいだ」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。Kさんはこの他にもさまざまな施工の模様をXで紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
雪国の外構屋Kさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/Yukiguni_K_