「Z世代のマイカー選び」車種に目的、重視すること…都内と地方で傾向に違い

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画像はイメージ(Lemonade/stock.adobe.com)
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 株式会社KINTOはこのほど、マイカーを持っている、東京都内在住と地方在住(政令指定都市がない県)のZ世代(18歳~25歳)合計401人を対象に「はじめてのマイカー選び」について調査を実施、結果を公表した。

 選んだ車種について、都内は「コンパクト(28.8%)」「セダン(24.9%)」「SUV(22.9%)」の3種が人気を分け合ったが、地方は「軽自動車」が56.5%と半数以上を占めた。

 新車と中古車の違いについても、都内は72.1%と3分の2以上が新車を選んだが、地方では56.0%と約半数だった。

 マイカーを持とうと思った理由も、都内では「通勤・通学(35.8%)」「趣味・レジャー(34.3%)」「快適な移動(26.9%)」「家族の送迎(17.4%)」などと幅広い意見に分かれたが、地方は「通勤・通学」が77.0%と突出した。

 はじめてのマイカー選びに不安や悩みがあったかについては、「かなり」「やや」を合わせて都内で67.7%、地方も55.0%が「あった」と回答。具体的には「車両価格/サブスク・リース利用料が高い」「車検・メンテナンス代が高い」「自動車保険料が高い」「維持費がどれくらいかかるか分からない」などが挙がった。

 マイカー選びで重視したことは、都内・地方ともに「車両価格/サブスク・リース利用料」が最も多かった。2番目以降は都内では「メーカー」「サイズ」「デザイン」の順だったが、地方では「デザイン」「サイズ」「乗り心地」だった。

 親の意見を参考にする回答は、都内に比べて地方の方が多かったが、親に経済的援助や立て替えをしてもらっている回答は都内の方が多かった。購入方法については、都内・地方とも「現金一括」が最も多く4割を超えた。

 当初考えていたより負担を感じる点について、都内は「ガソリン代」「自動車保険料」「車両代」が近い割合で並んだが、地方では「ガソリン代」の回答が48.5%と最も多かった。

 都内・地方ともマイカーを所有した8割以上が満足感を示した。都内では87.1%が今後の乗り換えを希望した一方、地方は41.0%が「乗り換えたいと思わない」と回答。2回目のマイカー選びで考慮する点には、都内・地方ともに「より手頃な価格/利用料にしたい」「より維持費がかからない」など、費用にかかる項目が上位に挙がった。

 ◆株式会社KINTO(https://kinto-jp.com/

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