ディディから元パートナー女性への虐待 生々しい証言「引きずり、蹴り、口を殴った」「泣きながら浴室に」

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ショーン・‘ディディ’・コムズ
ショーン・‘ディディ’・コムズ

 ヒップホップ歌手のショーン・‘ディディ’・コムズ(55)が、元パートナー、キャシー・ベンチュラを何度も虐待していたとの証言がなされていることが分かった。現在、ディディはニューヨークで性的人身売買と恐喝の連邦裁判にかけられている。現地19日の証言でドーン・リチャードが、キャシーに対する虐待疑惑に関して語った。

 ドーンは法廷で「コムズ氏は私たちがキャシーと話すのが気に入らなかったようで、そのために私たちはお金を払うこともありました」と話した。

 R Bグループ、ダニティ・ケインやディディ-ダーティー・マネーのメンバーで自身もディディから性的虐待を受けたとしているドーンは、2009年から2011年にかけてディディがキャシーに暴力を振るうのを何度か目撃したと陪審員に証言した。

 「彼女を引きずり、蹴り、口を殴ったりしていた」と明かし、キャシーが自分の意見を言うと暴行を与えていたと続けた。「時間は彼のものでした。彼女(キャシー)を所有していたのです。『俺が準備できたら、お前はやるんだ』という感じでした。彼女は自分の時間を待たなければなりませんでした」

 他にもキャシーがディディから暴力を振るわれ「泣きながらバスルームに入ってきた」と明かした。「彼女が動揺しているのがわかりました。傷ついているように見えました」と話してもいた。

 また、それらの虐待をディディのレーベル、バッド・ボーイ・レコードの従業員は目撃していたものの介入しなかったとドーンは証言。ロサンゼルスに戻る車の中で、ディディがキャシーの口をひっぱたき「黙れ」と命令し、その後自分とキャシーは沈黙を保つ状況もあったとしている。さらに2009年にディディが自宅で、「朝食の卵はどこだ?」と怒りながら階下に降りてきた件についても明かしていた。

 一方、キャシーの元親友ケリー・モーガンも同日、ロサンゼルスでディディが暴力を振るった2件について証言。ある口論の後、キャシーと自分は他人の家の玄関に約30分隠れ、探しに来たディディとボディガードが車で通り過ぎるのを待ったと話していた。今回のディディの刑事裁判は2カ月ほど続くとされている。

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