ゴールデンウイークが終わり、いつもの日常へ。旅の思い出を振り返りつつ、早くも「夏休みはどこへ行こう」と計画を練り始めている人もいるのでは。楽天インサイト株式会社はこのほど、全国の20～69歳の男女1000人を対象に、今年の旅行実績や計画、予算について調査し、結果を公表した。
今年の旅行について、１回以上実施もしくは計画していると回答した人のうち、「宿泊ありの国内旅行」は全体で56.8％、「海外旅行」は11.7％となった。性年代別でみると「宿泊ありの国内旅行」は女性30代（69.8％）が最も多く、次いで女性20代（64.2％）。一方、「海外旅行」は男性20代（19.8％）が最も多く、男性30代（17.6％）が続いた。
旅行について1回あたりの予算（1人分）を聞いたところ、宿泊を伴う国内旅行では「5万～5万9999円（18.3％）」が最も多く、「3万～3万9999円（12.9％）」、「10万～19万9999円（11.8％）」と続いた。海外旅行では「10万～19万9999円（18.8％）」が最多で、「20万～29万9999円（12.0％）」「30万～49万9999円（12.0％）」が続き、「300万円以上」も6.0％いた。
旅行を実施・計画していないと回答した人に理由を聞いたところ、「旅行にかかる費用が高いから（30.3％）」と回答した人が最も多く、「自宅で過ごす方が好きだから（18.6％）」、「他の出費が増えたため旅行にお金をかけられないから（15.7％）」と続いた。また、「家庭の事情や家族の都合で行けないから」と答えた人は、女性で18.5％と2番目に多かったのに対し、男性では2.7％と最も少なく、15ポイント以上の開きがみられた。
旅行の情報の入手先を聞いたところ、全体では「旅行予約サイト（28.4％）」と回答した人が最も多く、「Instagram（26.4％）」「（YouTubeなど）動画サイト（24.6％）」と続いた。年代別に見ると、20代・30代の若年層では「Instagram」や「動画サイト」、「Ｘ」などのSNS等が全体と比較して高い傾向があった。
