ピラティススタジオなどを手がける株式会社HYVが発信する「the SILK BLOOM」がこのほど、45歳以上の女性141人を対象に「40代の女性がやっておくべきこと」に関する調査を実施、結果を公表した。
「40代でやっておいてよかったこと」では、1位は「健康管理(56人)」で、「貯金・資産形成(55人)」「趣味(35人)」「家族・人間関係の整理(32人)」と続いた。体調や体力の変化を実感する年代でもあり、「若いうちは健康なんてあまり気にもなりませんでしたが、急にガタが来ます」「健康管理をしっかり行ったおかげか、更年期が本格的に始まっても結構ラク」といった声が挙がった。
健康のために実践していることは、「運動」「健康的な食事」「定期的な健康診断・人間ドック」「サプリメント・健康食品」などで、日常的にできる範囲から取り組んでいる人が多い。
「貯金・資産形成」については「貯金はコツコツしていたので、子供が生まれてから働けなくなった時に無駄遣いしなくて良かったと思った」「老後のことを見越して貯金と投資をしていて良かった。今は心配することなく生活できています」など、将来に備えて始めた対策の効果を実感。
また、「好きな事・やりたい事があるだけで生きる活力となる」「子供に手がかからなくなって自分の時間ができ、友達も増えた」と「趣味」の大切さや、「無理に付き合うようなことをしていたら自分がしんどいので、無理なく付き合える人とだけ」「必ず面倒くさい問題が出てくるので、親族間でも距離を置くか切った方が良い人も出てくる」など「人間関係の整理」に対する声も集まった。
40代のうちに「やっておけばよかったと後悔していること」については、「貯金・資産形成(45人)」がトップ。「美容ケア(36人)」「健康管理(31人)」「キャリアの見直し(22人)」の順。「若いうちから貯めていたらもっと豊かな老後を過ごせただろうに」「日焼け対策や美容に気を配っていればよかったと、今になって日々痛感」「検査も大切だが、病気を作らないことの方がもっと大切」「転職するなら40代で踏み切っておかないと後がなくなる」など、早めの準備・行動の大切さを振り返る意見が寄せられた。
40代はさまざまな変化があり、子育てが終わると自分の時間が増える一方で、身体的な変化に戸惑うこともある。また、新たな視点で人生を楽しむことができる時期でもあり、同社は「健康を意識した生活を始める」「趣味や新しい挑戦を始める」「老後の準備を始める」ことを心がけ、今後の人生につなげてほしいとしている。