もし自分が痴漢を目撃した場合、どのように行動するべきなのだろうか。東京都がおこなう『痴漢撲滅プロジェクト』と、人気作品『ワタシってサバサバしてるから』(原作・とらふぐさん/漫画・江口心さん)の主人公・網浜がコラボした啓発漫画では、痴漢を目撃した際のやりとりが描かれている。同作はX(旧Twitter)に投稿されると、約6000のいいねが寄せられた。
ある日の満員列車にて、東は痴漢被害に遭う女子学生を発見する。そこで、東は学生に向けて『ちかんされていませんか?』というスマホ画面を見せると、彼女はコクリとうなづく。
そこで網浜は、防犯ブザーを鳴らし「皆さん注目!痴漢発見!」と大声で叫び、犯人を取り押さえる。痴漢は、第三者が行動すると被害の約9割が止まるという。みんなで声を上げることが、誰かを守る行動に繋がるようだ。
読者からは「痴漢被害の勉強になった」「網浜さんかっこいい!」などの声が挙がっている。そこで、今作を企画した東京都の都民安全総合対策本部総合推進部治安対策課の担当者に話を聞いた。
―『ワタシってサバサバしてるから』とコラボした理由について教えてください
周囲の目を気にせず、発言を行うキャラクター「網浜奈美」さんが、第三者の行動変容を促す「痴漢撲滅プロジェクト」と親和性があることから、声を上げていく象徴として、「春の痴漢撲滅キャンペーン」のアンバサダーに就任いただきました。
―どんな時期や時間帯に、電車内での痴漢被害が多くありますか
東京都が令和7年度に行った調査では、新学期・新年度の時期が最多で、時間帯としては、朝の通勤・通学時間帯が63.5%を占めているという結果でした。
―今回は痴漢被害者を発見した場合のお話でしたが、もし自分が痴漢被害にあった場合はどのように行動すればいいですか?
大切な自分の体と心を守るため、「痴漢からさりげなく身を守る」、「周囲の人に助けを求める」など、できる範囲で行動してみましょう。詳しくは痴漢撲滅プロジェクトの「学習コーナー」をご覧ください。
また、痴漢被害にあった場合は一人で抱え込まないで、誰かに相談してください。痴漢撲滅プロジェクトでは、東京都民向けになりますが相談・支援機関を設けています。
<東京都 痴漢撲滅プロジェクト関連情報>
▽春の痴漢撲滅キャンペーンについて
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/04/2026040302
▽東京都 痴漢に関する相談・支援機関はこちら
https://www.chikanbokumetsu.metro.tokyo.lg.jp/organizations/index.html
▽痴漢に関する学習コーナーはこちら
https://www.chikanbokumetsu.metro.tokyo.lg.jp/study-contents/index.html