俳優でコメディアンのサイモン・ペッグの新作映画「エンジェルズ・イン・ジ・アサイラム」が、予算不足により、製作が中断された。1930年代に腸チフス患者とみなされ投獄された実在の女性をテーマにした同作は、クランクインからわずか15日後の2月に撮影が中断となったそうで、60万ポンド(約1億1600万円)以上の給与未払いがある状態であるため、再開の見通しも現在はないという。
製作も手掛けているロブ・ソレンティ監督は、「大ショックを受けている」としながらも、製作再開を目指して他の金融機関と交渉中であり、解決策を模索しているという。
この新作にはサイモンのほか、キャサリン・ウォーターストン、ミニー・ドライヴァー らが出演している。