韓国女優のキム・ヒオラが、校内暴力疑惑を乗り越え、ついに活動を再開する。韓国メディアのスターニュースによると、キム・ヒオラが、今年公開予定の映画「救世主」にキャスティングされたという。
キム・ヒオラが作品に出演するのは、2023年のtvNドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ シーズン2:カウンターパンチ」、ミュージカル「フリーダ」以来、2年ぶり。2024年4月に、校内暴力問題が収束し、本作で久々の復帰となる。映画出演は、2006年の「私の胸の中のロックンロール」以来2作目だ。
「救世主」は、切実に願った奇跡の代償として与えられた、恐ろしい呪いから逃れようとする、ある家族の死闘を描いたオカルト映画。キム・ビョンチョルとソン・ジヒョが主演に抜擢された。さらに、「第21回 釜山国際映画祭」でデミョンカルチャーウェーブ賞を受賞した映画「ヨンスン」で、観客と評論家から絶賛された、シン・ジュン監督が演出を務める。
本作は、「哭声 コクソン」や「破墓」が巻き起こした、韓国オカルトブームを引き継ぐ作品として期待される中、キム・ヒオラの出演により、さらに注目を集めことが予測される。キム・ヒオラは本作で、1人で息子を育てる母親、チュンソを演じる。毎回優れた演技力と吸引力で、強烈な印象を残してきたキム・ヒオラは、本作を通して新たな役柄に挑み、インパクトのある熱演を披露する。
キム・ヒオラは、2023年3月に、大人気で幕を閉じたNetflixオリジナルドラマ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」に、薬物中毒の画家イ・サラ役で出演し、印象深い熱演で本格的に知名度を上げた。また、同年9月に放送終了した「悪霊狩猟団:カウンターズ シーズン2:カウンターパンチ」では、再び強烈な悪役を演じ、全盛期を迎えた。
その後、校内暴力疑惑が浮上し、一時活動を休止していたが、昨年4月に、事件の関係者同士が円満に和解したことで、次回作を模索し復帰を図った。ついに、「救世主」で活動再開となったキム・ヒオラが、優れた演技を通して観客に強い印象を残せるのか、関心が集まる。
「救世主」はすでにクランクアップを終え、作業の後半に差しかかっている。今年中に韓国で公開予定だ。