誤食注意!? りんご、ハンバーグ…思わず手を伸ばすリアルすぎるフェイクフード「そういう品種なのかと」

皮下勇生 皮下勇生

まるで本物のりんごのように瑞々しい粘土細工がSNS上で大きな注目を集めている。話題の作品を手掛けたのは、フェイクフード・スイーツ作家のしげりんさん

艶やかな紅い皮に、果汁の染み出す断面…投稿に対し多くのSNSユーザーが

「こんなジューシーな粘土があるの?」
「一瞬じゃなくてもりんごに見える」
「またまたぁw wwスモールライトで小さくされたんでしょ?🤣」
「そういう品種なのかと思いました笑」と感嘆。そのクオリティの高さに本物と見間違えた人が続出していた。しげりんさんに制作の背景やこだわりについて話を聞いた。

ーーこのりんご、本物ではないのですか?

しげりん:はい、粘土で作った偽物のりんごです。

ーーどのようなきっかけがあり、フェイクフードを作り始めたのでしょうか?

しげりん:フェイクフードを作り始めたのは2021年11月で、現在4年目になります。最初のきっかけは子どもと一緒に粘土遊びをした際、作ったいちごがあまりにも下手だったことでした。それが悔しくて、「納得いくまで作りたい」と思いました。

ーーフェイクフード作りの魅力は?

しげりん:工夫次第でいくらでも形を変えられることです。

ーー制作にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

しげりん:作品によりますが、作るのに1ヶ月かかることもあります。細部まで丁寧に仕上げることを大切にしていて、例えば米粒1粒1粒に質感をつけるなど、細かい部分まで丁寧に仕上げることです。

難しいのは、粘土が乾くときに縮んでしまうことや、着色した色が乾燥後に変化すること。そのため、仕上がりを計算しながら作る必要があります。

ーーこれまで作った作品の中で、一番お気に入りのものはありますか?

しげりん:お気に入りの作品はハンバーグです。

ーー反響へのご感想をお聞かせください。

しげりん:「ヒートンやペンチがなかったら、本物にしか見えない」「みずみずしくて美味しそう」といったコメントをたくさんいただきました。自分の作品を見て、ワクワク楽しい気持ちになってもらえたなら、とても嬉しいです。

◇ ◇

しげりんさんは、フェイクフード・スイーツ作家として活動し、本物そっくりのフルーツやスイーツなど、多彩な作品を手掛けている。作品はminneで販売中とのこと。また、11月には東京で展示会を開催予定。直接作品を見られる機会となるため、興味のある方はぜひ足を運んでみてほしい。

SNSでの大きな反響を受け、さらに注目が集まるしげりんさんのフェイクフード作品。リアルさを追求した驚きのクオリティを、ぜひ展示会などで直接確かめてほしい。

しげりんXアカウント:https://twitter.com/shigerin_fakesweets

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