兵庫・斎藤知事、元県民局長は”わいせつな文書を作成”発言は「問題があるとは思ってない」

杉田 康人 杉田 康人
斎藤元彦兵庫県知事
斎藤元彦兵庫県知事

 兵庫県の斎藤元彦知事(47)が11日、県庁での定例会見で、斎藤氏が5日の定例会見で「倫理上、極めて不適切なわいせつな文書を作成されていた」と説明し、告発者の元県民局長(24年7月に死去)の男性が公用パソコンに保存していた私的文書の中身について言及したことについて「特段、問題があるとは思ってないです」と述べた。

 この日の会見では、元県民局長の公用PCの私的文書について終始「倫理的に問題のある文書」などと表現。「わいせつ」という言葉は出なかった。記者団から「撤回する考えはないですか」と迫られた斎藤氏は「説明をさせていただいたということです」とし、撤回する考えがないとした。

 斎藤氏は、5日の会見で「わいせつ」という言葉を使った意図について「百条委員会の議決が出た後、懲戒処分の取り扱いをどうするんだという新たな局面における質問が記者会見の場で聞かれたので、お答えしたということ。懲戒処分の理由について説明をさせていただいた」と強調した。

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