ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが、オアシス再結成コンサートを題材にした映画の製作に向けて新会社を立ち上げた。16年ぶりのライブを記録することにストリーミング大手各社が興味を示していたが、ギャラガー兄弟が創設した「アップライズ・ノース」社が映画の製作と配給を監督することになる。
今夏から始まるオアシスのツアーのチケットを持っているファンには、8月17日にアイルランド・ダブリンのクローク・パークで行われるコンサートを含む、特定の公演で撮影が行われることが告げられている。
ある情報筋は「ザ・サン」紙に「ノエルとリアムのこじれた関係はきちんと修復され、2人ともこのツアーに完全にコミットしています」と語った。「カムバック映画の製作と配給を希望する企業からのオファーは後を絶ちませんでしたが、この新会社を設立することで、2人は完全に主導権を握ろうとしているようです」と説明。「ノエルとリアムはカムバックの最初から物語を作り、ショーの最中と終了後に何が起ころうと、それをコントロールしたいのです。彼らが注力しているのが“オアシスとして可能な限り最高のショーを行う”ことであるのに変わりはありません」と分析した。さらに「とても長い時間をかけて実現したことであり、期待を裏切りたくないのです」と2人の心境を代弁した。
