5代目のジェームス・ボンド役だった俳優ピアース・ブロスナン(71)が、ボンド役に復帰することに興味を持っているようだ。1995年の「007 ゴールデンアイ」から2002年(日本公開は2003年)の「007 ダイ・アナザー・デイ」にかけ「007」シリーズ4本で主役を演じたピアースは、復帰というアイデアには惹かれるが、新しい人に演じてもらうのが良いだろうと話した。
「GQ」誌のインタビューでボンド役について尋ねられたピアースは「もちろん、興味はあるよ。ないわけないだろ?」と回答。一方で「でも、今は繊細な状況だ。眠った犬は起こさないほうがいいだろうね」と冷静に分析した。自身が復帰すれば「とてもロマンチックではあるけど、全てが変わり、台無しになってしまうだろう」と予測。「誰か別の人にやってもらった方がいいと思うよ。新鮮な血にさ」と若い新キャストを望んだ。
また、ピアースが主役を演じた1999年の「トーマス・クラウン・アフェアー」が、マイケル・B・ジョーダンを主役に迎えてリバイバル版が製作されていることについては、「マイケルは素晴らしい才能に溢れた俳優だ」として声援を送っている。