国民民主・玉木氏、田崎史郎氏に反論「ネット民をバカにする前提自体がおかしい」103万円の壁問題

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 玉木雄一郎氏
 玉木雄一郎氏

  国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、政治ジャーナリストの田崎史郎氏に反論した。

 玉木氏は、同日に放送された日本テレビ系「ウェークアップ」に出演した田崎氏が、いわゆる「103万円の壁」問題について語ったネット記事を引用。自公との協議が続いている中で、田崎氏は日本維新の会や立憲民主党の関係者の話として「国民民主党がネット世論を非常に気にしている」と説明。続けて「ネットで批判されるのは避けよう避けようとしている。ちょっと柔軟性を欠いて、ネットの世界では受けてるんですけど、ちょっと永田町ではなかなか難しくなっている気がします」と解説した。

 この田崎氏のコメントに対して玉木氏は「103万円の壁の引き上げはネットの声だけでなく物価高騰に苦しむ多くの働く人や学生さんのリアルな声を受けて作られた政策です。」と現実に則した案であることを強調。さらに「そもそもネット民は分かっていないとバカにするような前提自体がおかしいと思います。受けを狙っているのではなく国民の生活を守りたいだけです。」とコメントし、ネットの声を軽視しているようにも見える解説に反論した。

 玉木氏は2月18日のXへの投稿で、自民党が提案した「年収200万円以下で非課税枠を160万円とする」という案について解説。「200万円相当の対象者は300万人で、所得税納税者数5,500万人のうち約5%しか対象になりません。減収額も400億円~500億円に過ぎません。」と「年収200万円以下」という条件下では対象者がわずかしかいないことを指摘していた。「物価高で困っているのは低所得者だけではありません。対象をもっと拡大すべきです。」とバッサリ斬っていた。

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