IVE(アイヴ)のアン・ユジンの、韓医院(韓国の伝統医学である韓医学に基づいた治療を行う病院)に関する発言をめぐり、論争が勃発した。
YouTubeチャンネル「TEO」のコンテンツ「Salon Drip2」の新着エピソードとして1月28日、「アン・ユジンのSalon Dripへようこそ~!」というタイトルの動画が公開された。この動画では、IVEのアン・ユジンがゲストとして出演し、MCのチャン・ドヨンとトークを繰り広げた。
最近、運転免許を取得したというアン・ユジンは「憧れがあった。保険手続きのようなことができて、初めて大人になったという感覚」「他のことは両親に任せたけど、保険だけは自分で加入した」と話し、笑いを誘った。
その後「インターネットで、交通事故に遭って自分が悪くない場合は、『韓医院に行け』というのを見た」と、ネット上で発見した裏技(?)について言及。スタジオがざわつくと、アン・ユジンは「インターネットで見ただけ。ダメですよ」と、慌ててフォローした。
これは一部の韓医院が、過剰な治療で不当に利益を得ていたり、悪いところがないのに病人のふりをする患者のために、便宜を図っていることを皮肉ったネットミームだ。交通事故に遭って保険手続きをする際、韓医院に行けば、治療費を多く請求できるという意味だ。
しかし、この発言について、ネット上で論争が起こった。ネットユーザーは「一部の韓医院だけの問題を、業界全体の問題であるかのように誤認させる」と懸念を示したり、「よく知られた話でも、発言には気をつけるべき」「良心的な治療をしている韓医師も多い」「(発言を)カットした方がよかった」などの反応を見せている。
一方で「問題発言ではない」と反論するネットユーザーも。「『ダメですよ』とうまくまとめたのに、何が問題なんだ」「一部の韓医院で、過剰治療の問題があるのは事実」「アン・ユジンがミームを作ったわけでもないのに、過剰反応」などとコメントし、擁護した。