ロックバンドのスコーピオンズ が、ラスベガスのレジデンシー公演の延期を発表した。敗血症で入院していたドラマーのミッキー・ディーの「完全かつ迅速な回復」を促すため、PHライブ・アット・プラネット・ハリウッドで2月に予定されていた60周年記念公演を8月に変更した。
ソーシャルメディアの声明にはこうある。「ミッキー・ディーの入院からの回復のため、『カミング・ホーム・トゥ・ラスベガス』レジデンシー公演を2025年8月に延期することを決定した。俺たちの兄弟の健康と幸福が最も重要だ。ミッキーの完全かつ回復を祈りつつ、またすぐに皆とロックができることを楽しみにしているよ」
当初2月28日から3月11日に予定されていた同公演は、8月14日から23日に延期されており、チケットはすべて有効になっている。
クリスマス前に足首を捻挫したことがきっかけで重病となり3週間入院したというミッキーは、「数回」の手術を経て、現在は回復に向かっているという。
1976年の「狂熱の蠍団 ヴァージン・キラー」はジャケット写真に少女のスキャンダラスな写真が使われていたことから、アメリカなどではバンドメンバー写真に差し替えられてリリース。そのほかのアルバムでも、性的や社会的にスキャンダラスなジャケットで、何度も物議をかもした。