4月28日投開票の東京15区補選をめぐる選挙妨害事件で、公職選挙法違反(自由妨害)に問われ、保釈された政治団体・つばさの党代表の黒川敦彦被告(46)が18日、自身のYouTubeチャンネルで、党幹事長の根本良輔被告(30)、幹部の杉田勇人被告(39)が同日、保釈されたと報告した。
17日夜に東京拘置所から保釈された黒川氏は、18日夜のライブ配信を予告。配信では「2人とも元気に保釈されたということで、うれしかった」としながらも「杉田、根本が参加してライブに出ると思っていただいたと思うんですけど、それはできないんです。明確に保釈条件で、今僕らは会えません。接見禁止がついている。残念ながら3人並べない。半年くらいそうじゃないですかね」と、接見禁止になっていることを明かした。
さらに「複雑に誰と誰が会えない…みたいなパズルみたいな状況。つばさの党の中で誰と誰が会えないみたいな『混ぜるな危険』みたいなことになっている」と説明した。
それでも、29日に都内で3人の街宣活動をするとした黒川氏は「時間を分けるんで。混ざらないように順を分けて3人ともしゃべります。時間帯をしっかり分けますんで」と、接見禁止同士が会わない時間差式の街宣を強調。「検察、聞いておるか。分けるんだぞ。できちゃう。ぐぬぬぬぬ…ってなったよね。合法的にやらせていただく」と不敵に予告した。