つばさの党・黒川敦彦被告が保釈 顔に「普通こそ悪」のお札「ダメな政治家を選んだのは普通の国民」15キロ激やせ

杉田 康人 杉田 康人
黒川敦彦被告
黒川敦彦被告

 4月28日投開票の東京15区補選をめぐる選挙妨害事件で、公職選挙法違反の(自由妨害)に問われた政治団体・つばさの党の黒川敦彦被告(46)が17日夜、東京拘置所から保釈された。

 東京地裁は同日、黒川被告とつばさの党幹事長の根本良輔被告(30)、杉田勇人被告(39)について、保釈を認める決定をした。保釈保証金は1000万円。検察側は決定を不服として抗告したが、東京高裁は却下した。

 黒川被告は「普通こそ悪」と書かれた紙を顔に貼り、拘置所を出た。「本当は全身黒タイツだったんですけど怒られて。普通こそ悪。普通こそ悪だぞ。ダメな政治家を選んでるのは、普通の国民の皆さんですよ」と主張した。

 約15キロやせたといい「3分3ラウンド戦える。めちゃくちゃ鍛えてました」と、拘置所内での生活を明かした。5月17日に逮捕されて以来、久々の“自由の身”になったが「言うほどの感動はない。案外、気に入ってたんで。普通に気に入ってる。何もこたえていない。5年くらい懲役くらった時に、何しようかなというのは出来上がっていた。5年くらいは楽勝。一回逮捕とか留置所とか拘置所とは入った方がいい。おすすめします。デジタルデトックスされまくった」などと力説した。

 黒川被告ひとりの保釈で「中に2人いる。僕が先になっちゃいました。2人を助け出さないといけないと思っている。状況が分からない。何を言っていいのかもわからない。保釈条件もあるので」と、言葉を選びながら説明した。

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