ドラマ「明日」「シスターズ」「ザ・ファビュラス」などに出演していた俳優のパク・ミンジェさんが、中国を旅行中に急死したと3日、複数の韓国メディアが報じた。32歳だった。特に持病などはなかったという。
韓国メディア世界日報によると、パク・ミンジェさんが亡くなったのは11月29日で、死亡する2日前まで自身のインスタグラムで、近況を報告していたという。ミンジェさんの死亡後、彼のインスタグラムにはミンジェさんの実弟が「愛しい僕の兄が、ゆっくり休みに出かけました。一人でも多くの方が、兄に会いに行くことを願います。お一人ずつ連絡ができないことをご了承ください」と、兄の悲報を伝えた(現在はアカウント非公開)。
また、パク・ミンジェさんの所属事務所であるビッグタイトルも、公式インスタグラムで訃報を報告。「演技を愛し、いつも最善を尽くしていた美しい俳優・パク・ミンジェが、天国へ旅立ちました」「パク・ミンジェという俳優に注いでくださった愛と関心に、心より感謝いたします。もう彼の演技を見ることはできませんが、彼を誇りに思い、記憶します」と哀悼した。
ビッグタイトルのファン・ジュヘ代表は、自身のインスタグラムで「『中国を制覇する』と言って、1カ月間の旅に出たやつが、とても長い旅をすることになった。あまりにも荒唐無稽で、あきれる」「ミンジェよ、短い時間だったが、お前の代表になれて感謝してるし、申し訳ない。忘れないよ」と、故人へ悲しみの思いをつづっている。
パク・ミンジェさんは2011年に俳優としてデビュー。前述の作品のほか、ドラマ「ペイバック~金と権力~」「ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~」「高麗契丹戦争」「バズハート」などに出演していた。
故人は現在、梨大(イデ)ソウル病院葬儀場9号室に安置されており、告別式は4日午前9時30分からと伝えられた。