「踊る大捜査線」ドラマ最終回再放送に反響 40歳急逝の名脇役の姿も「良い味出してる」「良い役者だった」

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 織田裕二(2019年9月撮影)
 織田裕二(2019年9月撮影)

 1997年放送の連続ドラマ「踊る大捜査線」の最終回『青島刑事よ永遠に』が21日、カンテレ(関西テレビ)で再放送された。青島(織田裕二)に全てを託し、退職する和久(いかりや長介)の姿など、数々の名場面が生まれた回だった。

 取り調べ室で確保した安西(保坂尚希)と向き合う和久。6年前の事件を否認する安西に、和久は「明日からは青島が取り調べをする」と伝え、「俺が辞めてもこいつがいる限り、警察は死なねぇぞ」と、入れ替わりでやってきた青島の肩を叩き、全てを託して退場する。

 安西は「あんたみたいな刑事、まだいたのか。知ってりゃ日本に帰ってこなかった」と青島につぶやく。

 数々の豪華ゲストが登場したドラマシリーズ。最終回には「古畑任三郎」や「ショムニ」などで知られ、2002年5月にくも膜下出血のため40歳で急逝した俳優・伊藤俊人さんも重要な役どころで出演していた。東京拘置所で青島が接見した「山部」を演じていたのが伊藤さん。青島は山部から事件のカギを握る情報を聞き出した。「(和久さん)明日で定年退職なんすよ。もう刑事じゃなくなるんです」と伝えた青島に、「そりゃあ残念だ、もう仕返しできない」と不敵な狂気を感じさせる笑みを見せた後、情報を伝えたのだった。

 ネット上では「伊藤俊人さんも良い味出してる」「最終回やってる」「和久さん(涙)」「伊藤俊人もいかりや長介も良い役者だった」「最終回の最後のシーン 正しいことをしたければ偉くなれって和久さんの言葉を室井に託して青島は現場で正しいと思ったことをしてる描写がいいのよね」「安西に和久さんが語りかけるところすき」などの多数の反応があがっている。

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