俳優の中村雅俊が21日配信開始したタレント、関根勤のYouTubeチャンネルに登場。現在では多数のドラマに出演する名バイプレーヤーが付き人についていたことを明かした。
関根から「ある意味怖い芸能人ベスト3」を聞かれ、3位に挙げたのが小日向文世だった。「怖いヤツですね。怖いっすね」と中村。ドラマ「俺たちの旅」に主演しているころ、「結構、コンサートとかもずっとやっていたんで、今みたいに1クールのドラマやって次休みがあると役者はそこで休めるけど、俺たちは半年とか1年間なんですよ。『俺たちの旅』は半年とか1年間ずっとやってる。その合間を見て、地方にコンサートに行く。忙しいんで、文学座だからお付きとかいないんですけど、あまりにも忙しいんでというときに来たのが小日向だったんです」と出会いを語った。
小日向は当時、音楽志向だったという。「キャロルのコンサートのスタッフがそのまま、俺のコンサートのスタッフになった。小日向は紙吹雪を飛ばしたり、スモークをたいたり。俺が映画の撮影になると、一緒に大船の撮影所に行ったりとか、とにかくずっと一緒だった」と振り返った。
そのころの小日向はロン毛に「すごく可愛い顔をして、写真を撮るのが好きだったんですけど、そのときに必ず、俺の腕を持って。普通、お付きはしないでしょ」と怖かった部分を語った。
1年後に小日向は劇団に入った。主演の公演を行うことになり、招待された中村は「初めてアイツの芝居を見たんだけど、うまいんですよ」と現在の片鱗を見たという。
小日向は六本木のオカマバーでバイトをしており、「喜々としてやっている。例の高音で『いらっしゃいませー!』って。そのあとは今度、女性が男装する店で働いている。アイツ変な趣味あるのかなって」ともう一つの怖い部分を語った。
「最近になってアイツの芝居見て、いい人の役もやるけど、ちょっと怖い人の役やったり、ヤバイ性格のとかは、そこら辺から出発してんのかな」と推測。「まさか、あそこまで上り詰めるとは思わなかった」と現在の活躍を驚いた。