NewJeansのハニ(20)が15日、韓国・ソウル汝矣島(ヨイド)国会環境労働委員会の国政監査に、参考人として出席した。いじめ問題などに関する参考人として、身ぶり手ぶりを加えて質疑に答え、涙を見せる場面もあった。
ハニはいじめ問題について「誰にでも起こり得る事」とコメント。「先輩、後輩、同僚、練習生(デビュー準備生)が、今後同じような出来事に遭わないことを願い、ここに来た」と証言する決意をした理由を語った。
自身の“被害”状況について「事務所社屋に、ヘアメイクをしに行ったことがあった。全てを終えて、廊下で待っていたら、他所属グループの3人と女性マネジャーと出くわした。5分~10分ほどして出て来たたが、マネジャーが『見ないふりして、無視して』と言った」と説明。「なぜ私がこんな目に遭わなければならないのか、(私が)見えて聞こえる環境でなぜそんなことを言うのか、理解できない」といぶかしんだ。
国政監査の終盤には「人間として、互いに尊重すれば、少なくとも職場内での嫌がらせやいじめは、なくなるのではないか」と主張。「隠すことがなければ、堂々と出て来なければならないのに、このような場をしきりに避ける事が、とてももどかしい」と伝え、我慢していた涙を抑えることができなかった。
“NewJeans嫌がらせ疑惑”は、9月11日にNewJeansメンバーが緊急ライブ配信で公表した。この時、ハニは国会での証言と同様の状況を告白。「どうしてそんな目に遭わなければならないのか理解できないし、バカバカしいと思う」と語っていた。
これについて、5人組ガールズグループILLIT(アイリット)の所属事務所で、HYBE傘下レーベルのBELIFT LAB(ビリーフラボ)は「ILLITの担当マネジャーは、NewJeansメンバーに対して『無視しろ』と発言したことは一度もない」「ILLITメンバーも、NewJeansメンバーにあいさつをせず、通り過ぎたことはない」と反論している。