ファミリーレストランでよく目にする猫型の配膳ロボット「ベラボット(BellaBot)」。それをこよなく愛する子どものために段ボールで作り上げた“手作りベラボット”がXで話題を呼んでいる。
話題の作品は、Xユーザーのボルドール(@Bol_Glasssurf)さんが4日、自身のXで公開したもの。「ベラボットが好きすぎる息子2歳のために段ボールで作ってみた 明日見せるのが楽しみ♪」と紹介した。
造形、色合い、サイズ感…どこを取っても驚くべき完成度。底にはキャスターが付いておりスムーズに動かせる。ボルドールさんはプラモデルやガレージキットの改造が趣味。そこで培った手先の器用さが存分に発揮されている。
ネットも「え?!?!えーーー?」「クオリティーたかっ!笑」「本物かと思った!」「?!完成度高過ぎない?!」「家用に買ったのかと思ったw」「好きすぎて実物購入しちゃったかと思ったw」と仰天。「素晴らしい」「息子さん、喜びますね」「息子さんへの愛情があふれてます」と絶賛の声も多数。10日時点で22万件の「いいね」を集めるなど大きな反響が寄せられている。
また、ベラボットを販売・導入するDFA Robotics社の公式Xも反応。「すごいニャ~~~段ボールベラちゃん 細かいところまで再現されてるニャ!喜んでくれたかニャ~」と大絶賛している。
ボルドールさんによれば、製作に3日間(計10時間)を要した超大作。画用紙や木工用接着剤など、費用は1000円ほどしかかかっていない。ちなみに、大手通販サイトをいくつか確認したところ、本物は300万円を超える。
翌日、息子さんにお披露目。「初めは照れて隠れていましたが、その後は押して走り回ったり物を乗せて運んだり楽しそうに遊んでいます」とリアクションは上々。できるだけ丈夫に作ったとはいえ「激しく遊んで、すぐに壊されてしまうかも」と懸念していたが「予想外に大事に扱ってくれていて(お披露目から)数日経った今でも壊さず遊んでくれています」と胸をなで下ろした。
今日もボルドールさんの家では、息子さんの夢を乗せて段ボールのベラボットが動いている。