元幕下力士「大翔龍」こと、竹内太一氏が代表を務める株式会社Sauna綱がこのほど、埼玉県川越市にサウナ施設「サウナ横綱」をオープンすることを発表した。オープン予定日は2024年11月下旬。
竹内氏は2005年九月場所でデビューし、21年の5月場所で現役を引退。最高位は幕下9枚目。追手風部屋の同門で、人気力士・遠藤が新入幕に昇進した13年九月場所から約8年間、付け人として苦楽をともにした。
「サウナ横綱」の名の通り、元力士であることを生かし、サウナ室は相撲の稽古場をイメージした「稽古場サウナ」に。サウナ中央には張り手や押しを練習する「鉄砲柱」に見立てた柱も設置される。また「整い」に必須な水風呂にもこだわりが。深さは水深120センチあり、頭から潜る事が可能。更に広さにもこだわり、力士4名分の広さを確保した。また、サウナの他に食事処も併設。相撲部屋のちゃんこ場で16年間経験を積んだ、竹内氏こだわりの本格ちゃんこ鍋も味わうことができる。
第二の人生をサウナと共に歩むことに決めたのは引退前。持病の糖尿病を克服するため、21年5月場所までの半年間に約90キロの減量を果たした。その減量方法に取り入れたのが「サウナ」。サウナの効果によって基礎代謝が格段に上がり、大台近くの減量に成功した。さらに糖尿病は完治。担当の医師にも驚かれたという。
竹内氏はリリースを通してコメントを発表。「サウナに出会って私の人生が変わったように今度は私が創ったサウナで誰かの人生を変えたい、そういった想いでサウナ事業を立ち上げる事を決意しました。最高のサウナを作り、サウナ界の横綱を目指します」とサウナ界の横綱昇進に向けて決意表明をした。