歌手のビヨンセは名声が牢獄のようなものだと考えているようだ。夫ジェイ・Zとの間に3人の子を持つビヨンセは、家族のプライバシーを維持するため必死に努力しているといい、いくらお金があっても「平穏」を犠牲にはしたくないため、上手くいかないときは世間から姿をくらますようにしていると明かしている。
GQ誌にビヨンセはこう話す。「私が懸命に取り組んできたことのひとつは、子供たちができるだけ平常心でプライバシーを保てるようにすること。私生活がブランド化しないようにね」「有名人が私たちの人生をパフォーマンス・アートにするのはとても簡単なこと。私は自分の境界線をしっかり持って、自分自身と家族を守るために最大限の努力をしてきた。どんなお金も平穏には値しないから」
そして曲作りやウィスキーブランド「サーデイヴィス」に取り組むことに安らぎを見出しているという一方で、有名人であることの辛さを明かし、「私は自分を解放してくれるものだけに取り組んでる。名声は時に牢獄のように感じられることもある」と続けた。
また、子供たちとの時間を確保できるように仕事のスケジュールを組んでいるそうで、「私は家族に合わせて仕事のスケジュールを立てるの。子供たちの学校が休みの時だけツアーをしようとしてる。 家族と一緒に世界を見て回り、さまざまな言語や建築物、ライフスタイルに触れさせる人生をずっと夢見ていた」と語っている。
さらに長女のブルー・アイビーが幼い頃にツアーに同行したときには、24時間体制の個別のボディー・ガード16人、警備サポートチーム40人が常備配置、パフォーマンス日にはバウンサー21人、観客用警備員300人、訓練されたハプニング対策用50人が配備されていた。