パナソニック株式会社はこのほど、全国の20代~70代男女1000人を対象に行った「おうち臭」に関する全国調査の結果を公表した。
「家庭内のニオイが気になったことはありますか」と聞いたところ、「かなりある」「たまにある」を合わせると全体で82.5%の人が気になったことがあるという結果となった。
「家庭内でニオイが気になる場所はどこですか?」では、1位が「トイレ」(53.0%)、次いで「キッチン・ダイニング」(49.4%)、「玄関」(29.0%)だった。
「(家庭内で)空間に漂っているニオイについて、どんなニオイが気になりますか?」の1位は「生ごみ臭」(42.2%)、「(家庭内で)室内に付着しているニオイについて、どんなニオイが気になりますか?」の1位も「生ごみ臭」(30.0%)と、「生ごみ臭」は家庭内で最も気になるニオイであることが分かった。
ただ、「家庭内でニオイを感じたときにすぐ対策をしていますか」については、「あまりしていない」「全くしていない」を合わせると全体で40.7%の人がニオイを感じても特に対策をしていなかった。
「他人の家に行ったときにニオイが気になったことがありますか」に関しては「かなりある」「たまにある」を合わせると全体で76.5%の人が気になったことがあると回答。さらに、どんなニオイが気になるかを聞いたところ「言葉で表せない独特なニオイ」が39.9%で1位、次点で「玄関臭」が35.6%、「ペットの排泄物・体臭」が21.4%と続いた。
「自宅に来客があった際に、我が家のニオイがどう思われているか気になったことはありますか」については、「かなりある」「たまにある」を合わせると64.0%と6割以上の人がいることが分かった。他人の家のニオイが気になる一方で、自分の家のニオイもどう思われているのか気になっている人が多い結果となった。