【漫画】虐待の実体験を綴ったコミックエッセイ電子書籍化 怪物のようだった父との凄絶な日々

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「死を願った父が亡くなった話」(作・おうめりゅう、KADOKAWA)の書影
「死を願った父が亡くなった話」(作・おうめりゅう、KADOKAWA)の書影

 KADOKAWAはこのほど、電子書籍「死を願った父が亡くなった話」(著者・おうめりゅう)を発売した。Amazonほか各電子書籍プラットフォームで配信されている。

 同作は虐待の実体験を綴ったコミックエッセイ。漫画家のおうめりゅう氏が、幼少期の実体験を描いた。レタスクラブWEBでの連載に加え、連載では未掲載の描き下ろし50ページ以上が収録された。監修・解説は、精神科医の斎藤学氏が担当。怪物のようだった父との凄絶な日々と、そこから母と共に抜け出すまでが描かれた。

 「お父さん死んじゃったんだって」の内容は次の通り。

 25歳の時に知った父の訃報に悲しみや動揺はなかった。だが、あの怪物を忘れることはなかった。幼少期に受けた精神的虐待、母への暴力、親戚や友人にまで及んだ危害...。小学生だった自分は、習ったばかりの引き算で父が死ぬまでを計算することしかできなかった。

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