「パリ五輪・卓球男子シングルス・準々決勝」(1日、パリ南アリーナ)
21年東京五輪男子団体銅メダルで、世界ランク9位の張本智和(21)=智和企画=が中国の同4位で、23年世界王者の樊振東と対戦し、フルゲームの死闘の末3-4で敗れ、自身初の4強入りはならなかった。五輪シングルスでの日本勢史上初の中国人選手撃破まであと一歩まで迫ったが、及ばなかった。
試合後、フジテレビのキャスターとして現地入りしている石川佳純さんが張本にインタビューする姿が話題となった。テロップには「石川佳純インタビュー」と表示されたが、石川さんは後ろ姿が映るだけで、顔は出さずに張本と向き合ってのインタビュー映像。
「本当に惜しい試合でした。振り返っていかがですか?」と入り、戦術的な点や3年間の成長などを思いを込めながらも的確に質問。最後には「応援してます。本当に素晴らしいプレーでした。お疲れ様でした」と、張本をねぎらった。
SNSでは「もうアナウンサーやんか」、「石川佳純のインタビューのうまさね」、「石川佳純ちゃんの解説わかりやすくて声もとっても聴きやすいな」、「張本選手へのインタビュー、佳純ちゃんの聞き方優しい」と、能力の高さに賛辞の声が上がっていた。