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パリ五輪日本代表、今宮戎神社「福娘」代表に決定「笑顔で人を元気にしたい」代表→代表!強運すぎ

杉田 康人 杉田 康人
令和8年度今宮戎神社福娘代表の(左から)西田カピーリア桜良さん、堀内舞さん、別役茉帆さん、宮本恭実さん
令和8年度今宮戎神社福娘代表の(左から)西田カピーリア桜良さん、堀内舞さん、別役茉帆さん、宮本恭実さん

 商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる大阪市の今宮戎(えびす)神社で、毎年恒例の十日戎(1月9~11日)に奉仕する令和8年度の福娘44人と留学生福娘2人の発表会が29日、大阪市内であった。

 十日戎は「商売繁盛で笹持ってこい」のかけ声が有名な新春行事で、期間中100万人以上が訪れる参拝客に縁起物の福笹を授ける。44人の福娘の座をめぐり、今年は18~23歳の女性2581人が応募。約59倍の難関をくぐり抜けた強運娘が勢ぞろいし、自己PRや特技を披露した。

 福娘出身で、大相撲元大関朝潮の故長岡末広氏夫人の長岡恵生(けい)さんら6人の審査員が、官公庁などを訪問する福娘代表4人を選んだ。

 1953年(昭和28)に始まった今宮戎神社の福娘は、令和8年度で74期目。就職などでも有利になると言われ、タレントやアナウンサーの登竜門としても知られる。

 令和8年度の福娘代表は、大学生の西田カピーリア桜良(おうら)さん(22)、会社員の別役茉帆さん(23)、大学生の堀内舞さん(19)、大学生の宮本恭美(くみ)さん(21)。

 西田さんは、2024年パリ五輪のセーリング混合ナクラ17級に、飯束潮吹さんとの男女混合ペアで出場。五輪日本代表と福娘代表に選ばれた超超・強運の持ち主。「セーリングをしていた時に、いろんな方々からの応援や笑顔にとても元気づけられた。私も笑顔で人を元気にしたいと思い、福娘に応募させていただいた」と応募したきっかけを語った。

 競技生活には、ひと区切りをつけたという西田さん。五輪出場を決めた時に比べ、どちらがうれしかったか問われ「どちらもうれしかったです!自宅に横断幕をかけたいって思うくらいうれしかった」と、金メダル級の笑顔を見せた。

 父はイタリア人、母は日本人のハーフ。「グローバルに…世界に福を届けたいということを目標に、がんばりたい」と、持ち前の強運を人に授けると意気込んだ。

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