人気バンドボーカル、客席からのライブ撮影に持論「スマホ出さずに楽しめてるならそれが一番では?」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
SiM公式X(@SiM_Official)ヘッダー
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 人気ロックバンド「SiM」のボーカル・MAHが1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ライブ中のファンの動画撮影について「スマホ出さずに楽しめてるならそれが一番では?」と持論を述べた。

 MAHは、海外のアーティストはライブの動画撮影を容認しているという内容の投稿をリポストした上で、「てかそんなにライブって撮影したいもの?スマホ出さずに楽しめてるならそれが一番では?」とフォロワーに対して疑問を提起した。

 続けて「日本でも撮影OKになったとして最初はみんな記念にちょこっと撮るくらいだろう でもそのうち一眼やGoPro持ちこむやつが出てくる セットリスト全部録画、YouTubeにあげて小銭稼ぐやつが出てくる インフルエンサー様がライブ中にバズる動画撮り出す そして客が客を撮り出す」と徐々に内容がエスカレートしていくことを予期し、「アーティストのライブは『動画のBGM』に成り下がる 絶対そうなる。海外はなってる。」と警鐘を鳴らした。

 また「海外公演でThe Rumbling演奏する瞬間の全員がカメラ向けてくる時の気味の悪さったらないですよ」と自身がライブで体験した事例も記し、「最前列の子の目を見て歌っても、スマホぐぃーーってこっちに突き出してその子は画面見てるから目が合わない(笑)動物園の檻の中みたい アーティスト側は喜んじゃいないよ」と正直な感想を記した。

 最後には「海外じゃあもう規制のしようがないから諦めてるだけ 日本は国民性のおかげでまだ『撮影禁止』が通用する」と記したMAH。「それでいい 変える必要なんてない」と日本のライブ撮影に対する持論を述べ、「この特殊な文化を誇るべきだと思う」と締めた。

 SiMは2004年に結成された日本のロックバンド。現在のメンバーはMAH、SHOW-HATE、SIN、GODRiの4人。TVアニメ「進撃の巨人」や、ゲームソフト『龍が如く 極2』のテーマソングなどを担当し、国内だけでなく海外でもライブを行うなど精力的に活動している。

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