1977年に放送開始したテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」が、熱狂的な支持を獲得するフィリピンで実写化された映画「ボルテスV レガシー」(10月18日公開、マーク A.レイエス V監督)の作中で、主人公達と戦うボアザン星人の最強戦力“ビースト・ファイター”の姿が19日、公開された。
大きすぎるボルテスV愛が注目され、“神実写”と日本での評価も高い同作。映画はフィリピンの制作陣によって、新規シーンが追加され、評価が高かったCGのクオリティをさらにアップさせた“超電磁編集版”として公開される。この度、劇場用の予告に加え、ボルテスVの敵であるボアザン星人の最強戦力であるビースト・ファイターの姿が映った場面写真が公開された。
劇場用予告は、映画、そして90話ものテレビシリーズを手掛けた、ボルテスV愛にあふれたマーク A. レイエス V監督のコメントからスタート。「ボルテスV」の歴史と「ボルテスV レガシー」への進化を感じさせる特別な予告に仕上がった。
これにより原作アニメにも登場したドクガガとバイザンガが映画でも暴れまわることが明らかになった。ドクガガは背中に羽を持ち空からも攻撃を仕掛け、バイザンガは頭部からのミサイル発射などの多様な武器を使う。
【ストーリー】
ある日地球は“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる軍隊からの攻撃を受ける。通常の兵器が全く通じない中、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、密かに製造されていた5機のマシンに乗り込み戦いに挑む。
敵側は勝利を確実なものとするため、より強大な獣型ロボット、ビースト・ファイターを繰り出してきた。5人はそれに対抗するため「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテスV”となる。
果たしてボルテス・チームの5人は、地球を守ることができるのか―。