女優のイ・ジュビンが、大ヒットドラマ「涙の女王」出演を機に、大衆から高い人気を得たことで、「ガールズグループデビュー候補生だった」という華やかな経歴が、再び注目されているという。
イ・ジュビンは「涙の女王」出演以前より、その美貌で話題を集めてきた。トーク番組などで、証明写真を公開した際には「面接顔パス」との声が上がり“伝説の証明写真”として挙げられたほど。
しかしその影響力のせいか、予想外の問題に悩まされたことも。それは、イ・ジュビンの証明写真を無断で使用する事例が、数十件発生したということ。遊興施設までもが彼女の証明写真を盗用し、当時大きな物議を醸した。
そんな“規格外の美貌”を誇るイ・ジュビンは、俳優としてデビューする前の経歴も華やかだ。
イ・ジュビンは過去にあるインタビューで、ガールズグループRAINBOWの「デビュー候補生だった」ことを告白。「高校生の時に、当時KARAなどが所属していたDSPメディアからスカウトされ、アイドル練習生生活を始めた」と言い、本人いわく「歌やダンスの才能は、それほどなかった」とのこと。それでも、同じ練習生たちとデビューを夢見ながら、毎日を過ごしていた。
しかし、大学生になったイ・ジュビンは、2年間の練習生生活を終える。その理由として、「実力不足」「アイドルとしては、年齢が高かったこと」を挙げたが、練習生生活を潔く諦めることができた最も大きな理由は、俳優という職業に対する情熱だった。
DSPメディアを辞めて以降、ファッションモデルやフィッティングモデルなどで収入を得ていたイ・ジュビンは、あるCMに出演。短い時間ながら、さまざまな感情を表現し、演技の面白さに目覚め、本格的に俳優を目指し始めたのだ。
こうしてイ・ジュビンは、ドラマ「ミスター・サンシャイン」「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」「先輩、その口紅塗らないで」「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」などの、あらゆるヒット作ですばらしい演技を披露、徐々に知名度を上げていき「涙の女王」でさらに多くの視線を集めることに成功した。
俳優に転向後の2019年、イ・ジュビンはあるメディアでのインタビューで、RAINBOWについて言及。現在もメンバーとは親しくしていると明かした。
また、「今考えると、本当にアイドルを目指していたというよりは、仲の良いメンバーたちといることが楽しかったのかもしれない」と、ともに過ごしたメンバーとの固い友情をアピールする。
俳優としてのキャリアを着実に積み重ねているイ・ジュビンは、俳優のイ・ドンウクとイ・グァンスの出演が確定している新ドラマ「離婚保険」への出演を検討中だ。