大ヒットの映画「ルックバック」原作の藤本タツキ氏「泣いてしまいました」制作陣に感謝伝える

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「ルックバック」メインビジュアル ©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会
「ルックバック」メインビジュアル ©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会

 公開中の劇場アニメ「ルックバック」(押山清高監督)の原作者、漫画家の藤本タツキ氏が12日、「ここまで真摯に作ってもらえる事が人生でもうないのではないかと思い泣いてしまいました」などとコメントを寄せ、制作陣に感謝を伝えた。

 原作は「少年ジャンプ+」にて2021年7月に発表され、初日で閲覧数250万以上を記録。劇場アニメは6月28日に公開され、初日から3日間の興行収入ランキングで1位を獲得し、動員13万人、興行収入2.2億円を突破する好発進を果たした。公開2週目となる週末興行ランキングで動員・興行収入ともに1位を獲得し、動員35万人、興行収入6億円を突破、前週比105%というさらなる広がりを示している。

 藤本氏は「キャラクターに命が吹き込まれる」みたいな表現がありますが、本当にその通り、藤野と京本が生きている世界をカメラで見ている感覚でした。それくらい作画や声優さんの芝居が自然で、素晴らしいものでした。自分の作品に対してここまで真摯に作ってもらえる事が人生でもうないのではないかと思い泣いてしまいました。1つ1つ拾って褒める事ができないくらい、58分の中に多くの驚きと発見があります。たくさんの方が関わり本当に素晴らしい作品になったので、全員に感謝したいです。ありがとうございました!」と談話を発表した。

 「ファイアパンチ」「チェンソーマン」といった話題作を手掛けた藤本氏による「ルックバック」は、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、その運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出し、著名なクリエイターたちをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めた。劇場アニメ化にあたり「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた、押山氏が監督、脚本、キャラクターデザインを務めた。ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題となった河合優実、映画「あつい胸さわぎ」「カムイのうた」で主演を務めた吉田美月喜、注目度・実力ともにトップクラスの両者が藤野と京本に命を吹き込む。

 藤本氏のコメント発表にあわせて、藤野が「描き続ける」姿も捉えた新規場面カット4枚が公開された。また、音楽を担当したharuka nakamuraと押山監督による舞台挨拶を7月20日に東京・新宿バルト9にて実施することが決定。該当回、チケット等の詳細は公式サイトまで。 

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