パソコン作業をしている際、画面操作を直感的に行うために、多くの人がマウスを使用しているだろう。マウスはビジネスシーンでもパソコン作業には欠かせない存在となっていますが、一部の人は更なる使いやすさを求めてタッチパッドやトラックボールなどを使いこなしている。
ではマウスとタッチバッドとトラックボールは、それぞれどんなシーンで活躍しているのだろうか。それぞれを使用している人の声を参考に、まとめてみよう。
まずは初めてパソコンを触る人から、長い間ビジネスシーンでパソコンを使っている人まで、多くの人をサポートしているのがマウスだ。近年ではスクロールホイールや、いくつもの操作を登録できるボタン付きのタイプも存在している。
ネット上では「CADなどの精密なカーソル操作が要求される場面ではマウスが重宝される」「文字を反転させるときなど、ドラッグ操作はマウスがやりやすい」といった声があがっており、マウスならではの操作感を大事にしている人は多いようだ。
また「マウスを左手で使えばテンキーが使いやすい」「マウスジェスチャーを設定しておけば効率がよくなる」と、より効率的な使用方法を突き詰めるマウス上級者ユーザーもいた。
このようにパソコンにマウスは必須のアイテムと考える人は多いが、その一方、近年では「マウスを持ち歩きたくない」という声もあがっている。インターネットの進歩からノートパソコンを使って、外出先やカフェ、コワーキングスペースなどで作業をおこなう人の増加が理由だろう。
ノートパソコンを利用する人は、付属しているタッチパッドを使うという声が多く見られる。タッチパッドの利点のひとつが、キーボードとの位置関係だ。キーボードとマウスの併用に比べ、タッチパッドならほとんどキーボードから手を離すことなく操作が可能なため、生産性が上がると主張する人もいる。
また、タッチパッドを使いこなしているユーザーからは、「ショートカットを設定すれば色々と操作ができるから便利」「2本指ジェスチャ、3本指ジェスチャに慣れれば便利」との声がネット上であがっていた。
その他マウスを使っていて手が疲れるようになった人や、ドラッグ操作をもっと効率的におこないたい人がたどり着くのがトラックボールだろう。トラックボールは本体に付属しているボールを回転させることで画面上のカーソル操作ができる。
マウスを使っている人が初めて使うと、操作に違和感を覚えるだろう。しかし使い慣れていくと、「マウスを使っていた頃には手首が腱鞘炎になったが、トラックボールは手首が固定できるため楽」「ボールを勢いよく回せば、カーソルを端から端まで一瞬で動かせるので便利」など、ユーザーからよろこびの声があがるほど便利な存在だ。
もし、あなたがマウスを使っていて「もっと効率的にしたい」など考えているのなら、思い切ってマウスをタッチパッドやトラックボールに替えてみるのもいいかもしれない。