元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が25日までにX(旧ツイッター)を更新。東京都知事選の掲示板に立候補者以外のポスターが大量に貼られている問題を受け、飲食店の端末メニューなどベニヤ板に代わる政策伝達の手段を提案した。
橋下氏は24日放送のフジテレビ系「めざまし8」に出演し、都知事選で立候補者とは全く関係のないポスターが大量に貼られている〝掲示板ジャック〟について、「ベニヤ板の掲示板なんかやめたらいい」などとコメント。公職選挙法の問題を指摘し、「そもそも、こんな顔写真いらないと思います。みんな顔で選ぶんですかね?」と私見を述べた。
橋下氏は同日付のX投稿に自身の発言を報じたネットニュースを引用し、「タクシーや駅にもデジタルサイネージはあるし、電車内のもバス内のもコンビニのレジも使えるのでは?」と提案。さらに「飲食店の端末メニューも使えるのでは? ベニヤ板に代わるものは山ほどある。あのベニヤ板のせいでポスター貼りをやるにはある程度の組織が必要になる。デジタルなら一発で発信できるし、動画で政策を語ることも可能。政見放送もいらなくなる。」と代替案を連続投稿した。
橋下氏の投稿に対してフォロワーからは「本当に無駄だと思う。時代の変化に対応してほしい…」「バス停のデジタルサイネージ、いいですね」「だれが、利用料を払うのですか?」といった意見もあった。