俳優ケビン・コスナー(69)は、英王室のウィリアム皇太子から母親のダイアナ妃が密かに思いを寄せていたことを打ち明けられたことを明かした。
ピープル誌のインタビューでケビンは、英国旅行中に王室に招待され、皇太子から亡き母ダイアナ妃の思いを明かされていたことを回想した。「このことは話したことがなかった。でも、彼をとても尊敬しているからこそ、話せるんだ。彼についての価値ある話だと思う」「たまたまイギリスにいたとき、王子からぜひ話をしたいというメッセージを受け取ったんだ」
「私は 『なんだって?』という感じだった。そして『OK』と言ったんだ」「私たちは椅子が積み重なったままの部屋で会った。外で誰かが待っていたのは確かだけど、部屋の中には他に誰もいなかった」「彼が歩み寄ってきて、私たちは握手をした。彼の口から出た最初のセリフは、『私のママはあなたのことが好きだったんです』というものだった」
その告白に「わかっています」と答えたというケビンは続けた。「他に何を話したかは一生言わないけど、とても素敵なことだった。ただおしゃべりして、別れたんだ。ペンフレンドになったり、そういうことはしなかった。でも、彼がどんな人で、どんなふうに声をかけられ、どんな話をしたのか、とてもいい思い出だよ」
ケビンはダイアナ妃が1997年にパリで交通事故で亡くなる前、ホイットニー・ヒューストン演じるスターを警護する男を演じた1992年の映画『ボディガード』の続編の可能性について妃に相談していたという。また当時妃の義理の妹であったサラ・ファーガソン(ヨーク公爵夫人)から妃に連絡を取ったことを同誌で明かしてもいた。
「『ボディガード』の2作目を作るつもりだったんだ。密かに進行していた瞬間があったんだ。だから、『ボディガード』にダイアナ妃も出るかもしれないということが明らかになったとき、私たちは話をしたんだ。とても優しかったよ」
「サラがそのセットアップをしたんだ。サラはとてもクールな人だった。『私もプリンセスなのよ。私はどうなの?』というようなことはなく『いいえ、私がこれを実現させるわ、ケビン』って感じだった。私はいつも、彼女が決して自分が頭を突っ込まないことを尊敬していたよ」