ミュージシャンのドン・オマール(46)が、がんを患っていることを明かした。「レゲトンの王」として知られるプエルトリコ出身アーティストのドンは、がんのタイプは公表していないものの、現在闘病中であることをインスタグラムで明かした。
ドンはオーランドの病院のリストバンドの写真を添え「今日はそうだけど、明日はがんはなし。善意はよく届く。近いうちに会おう」と母国語でキャプションを付けて投稿、必ず克服すると誓っている。
『ザ・ラスト・ドン』『ディレ-言ってやれよ』『ダレ・ドン・ダレ-ドン、やってやれ』『ダンザ・クドゥロ』『サリオ・エル・ソル(太陽に包まれて)』などの名曲で知られるドン。キャリアをスタートさせた1990年代は、レゲトンは「攻撃的、性的に露骨で、わいせつなメッセージ」が含まれていると非難され、プエルトリコ政府によってラジオやテレビで禁止されていた時期だった。
2003年以降には8枚のスタジオアルバムをリリースし、30以上の賞を受賞、同ジャンルで最も栄誉あるアーティストの一人となった。
そんなドンは現在「バック・トゥー・レゲトン・ツアー」の最中で、8月7日からカリフォルニア州オークランドで新たにスタートする公演のダンサーを募集している。
ドンは先週末に行われたオーディションの様子をシェアし「今日のオーディションで一番特別なことは、僕と一緒に夢を見たいと思ってくれる人たちがいるということだ。ダンスフロアで全力を尽くしてくれたみんな、ありがとう!このツアーのセカンドステージにはすべてが詰まっている」と綴っていた。