見ているこちらの鼓動が止まらない。アルゼンチンのブエノスアイレスで現地11日、ポーランドの登山家が、身体に安全装置を付けることなく、地上30階、高さ125メートルのビルに登頂を始めた衝撃的なシーンが話題となった。
黒の手袋、水色のズボンをはき、ビルをよじ登るこの男は、多くの市民が見ている目前で、迷うことなく高さ125メートルのビルの屋上を目指して登り始めた。
細い足場を動きながら、ビルのすき間に手を入れて、ひたすら“頂上”を目指そうとしていたが、途中で救助隊が駆け付けた。後ろから羽交い絞めするような形で、男の動きを止めて、確保。安全用ハーネスを着けられ、強制的に地上に降ろされた後、警察に身柄を拘束された。