『アガドゥー』『ドゥ・ザ・コンガ』『スーパーマン』などで知られるノベルティソング(コミックソング)バンド、ブラック・レースのシンガー、コリン・ギブさんが死去した。70歳だった。
ブラック・レースは1979年のユーロビジョン・ソング・コンテストではイギリス代表として出場し『メアリー・アン』で7位となっていた。
コリンの妻、スー・ケリーさんは2日に夫が旅立ったことをソーシャルメディアにこう発表している。「私の親愛なる夫コリン・ギブが今日の午後亡くなったことを悲しみと共に皆さんにお知らせします」「愛している、コリン。22年間あなたの『アガドゥー』の夢を過ごし、私たちは木曜日にスペインで引退する予定だった。自分たちの新しい生活をとても楽しみにしていたのに、今あなたはもういない」「いつも言っていたように、『永遠にあなたを愛している』」
一方同バンドのフェイスブックページはこう発表している。「深い悲しみと共に、私たちの最高の友人コリン・ギブが突然亡くなったことを発表いたします」「コリンはアラン・バートンと共にブラック・レースの創設メンバーの一人でした。彼を知る全ての人がその不在を惜しむことでしょう」「困難な時期を過ごす遺族と友人の皆様に愛とサポートを送ります」
また、同バンドの元メンバー、ディーン・マイケルはこう綴っている。「ブラック・レースでの歌のパートナーが亡くなったと聞いて本当に悲しい。僕の友人コリン・ギブよ安らかに」「世界をツアーし素晴らしい時間を共に過ごした」
同バンドのオリジナルメンバーとして最も長く在籍したコリン、亡くなる数週間前、スペインで引退生活を送る前に、最後のショーを企画していることを明らかにしていた。「すべての良い事には必ず終わりが来る」「長年ブラック・レースを応援してくれた皆、1975年に結成してから僕が出会った大勢の友人にありがとう」